トムと凛太郎(R&T)の活動日誌

YoutubeやStand.fmで活動しているトムと凛太郎の活動日誌です。

夏にウナギを食べる「土用の丑の日」!その由来とは?

いや、暑い日が続きますが夏バテには気をつけないといけませんね……。
皆さんちゃんとご飯食べてますか?

どうも、ライターズの狐のほう、凛太郎です。

いや、こうも暑い日が続くと食事も、そうめん、うどん、そば、アイス辺りの冷たいものやあっさりしたものや冷たいものばかりになりがち……。

ちゃんと栄養はとらないとですよ!

そんな夏なわけですが、「土用の丑の日」だけはウナギを食べるという方も多いはず。うなぎ、美味しいですよね。私も大好きです。高いのでそうそう食べられませんが……。

でも、なぜ「土用の丑の日はウナギを食べるのか」気になったことはありませんか?
今回は動画の宣伝は控えて、土用の丑の日とウナギについて書いていこうと思います。

土用の丑の日とは?

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まずは「土用の丑の日」とはどのような日なのかについてみていきましょう。

「土用」は、中国から伝わった陰陽五行説が由来となっていて、立夏立秋立冬立春の直前の18~19日間を表しているとされています。
そして、昔は日にちに「子、丑、虎、卯、辰、巳……」と十二支を割り振っていました。

つまり土用の丑の日は、「土用にやってくる丑の日」を指すことになります。

そのため、じつは土用の丑の日は1年に2回あることも。それでも夏前の土用の丑の日が重視されるようになったのは、気候の変動によって体調を崩しやすい時期だからなのだとか!

ちなみに土用の丑の日は年によって日にちが変わります。2021年は7月28日(水)なので今のうちから鰻を食べる準備をしておくのも良いかもしれません。

土用の丑の日にウナギを食べる理由

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土用の丑の日といえばウナギ!でも、なぜウナギを食べるのでしょうか。その理由は諸説あるので、いくつかをまとめてみました。

・平賀源内の助言説
平賀源内といえば江戸時代の学者であり、エレキテルを復元したことでも有名な人物。人によってはギャグ漫画日和や銀魂あたりから知ったという方もいるのではないでしょうか。実は、うなぎの旬は秋から冬にかけて。そのため、夏にはうなぎの売り上げが下がることに……。

そこで困った鰻屋さんが平賀源内に相談したところ……
平賀源内「【本日。土用の丑の日】と看板を出せ」
とのこと。

それを聞いた鰻屋さんが看板を出すとお店は大繁盛!他のお店も真似をするようになり、土用の丑の日はウナギを食べると広まったという説があるそうです。

万葉集に書いてある説
万葉集といえば奈良時代の末期に出来たとされる、日本で現存する最も古い和歌集。小学校の授業などでも必ず出てくる名称ですね。その万葉集の中にこんな歌があるようです。

石麻呂に吾れもの申す夏痩せに
よしといふものぞむなぎとり召せ

なんでも、石麻呂という人に夏にはむなぎ(ウナギ)を食えと伝えているのだとか。これが正しいとするならば、こんなにも昔から夏にウナギを食べる事が勧められていたのは驚きですね。

・丑の日だから「う」のつくもの食べる説
風習などで「丑の日だから"う"のつくものを食べる」と聞かされた人も多いのではないのでしょうか。これは、いわば民間信仰のようなものが定着して広まったといわれています。

土用の丑の日だから"う"のつくものを食べる」というのが最初に広まった原因は詳しくはわかっていません。

ただ、うなぎの他にも「う」の付く食べ物で、梅干し、うどん、瓜なども夏バテに良いとされているので、自然発生的に広まった可能性は十分考えられます。

うなぎを食べると夏バテに効果的?

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土用の丑の日にウナギを食べるようになった由来はわかったものの、実際に夏バテに効くのかどうか気になるところ。

ウナギには、エネルギー代謝に関わるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンE、皮膚や粘膜の健康に効果的なビタミンA、免疫系の細胞の働きに作用するビタミンDが豊富に含まれています。また、DHAEPA、鉄なども同時に摂ることができるため、まさに栄養豊富なスタミナ食と言えるでしょう。

「ウナギが苦手……」という方もいるかと思いますが、そういった方はビタミンBが豊富な豚肉を食べるのも良いかもしれません!

栄養をとって夏バテ回避!

土用の丑の日にウナギを食べる理由には諸説あるそうです。しかし、栄養豊富なウナギは夏バテしやすい夏にぴったりな食材。今年の土用の丑の日はうなぎを食べて元気のチャージをしてみてはいかがでしょうか。